WindowsでAIプログラミング

Stable Diffusion web UI :起動時のコマンドオプション

はじめに

“launch.py” の起動時のコマンドオプションを調べたら予想以上にたくさんありまふた(‘◇’)ゞ

“launch.py” のコマンドオプション

オプション引数説明
–update-all-extensionsstore_trueプログラムの起動時にすべての拡張機能の更新をダウンロードする。
–skip-python-version-checkstore_truePython のバージョンチェックをスキップする。
–skip-torch-cuda-teststore_trueCUDA が正常に動作するかどうかを確認しない。
–reinstall-xformersstore_true一部のバージョンが既にインストールされている場合でも、適切なバージョンの xformers をインストールしする。
–reinstall-torchstore_true一部のバージョンが既にインストールされている場合でも、適切なバージョンの torch をインストールする。
–update-checkstore_true起動時に更新を確認する。
–testspath指定したディレクトリでテストを実行する。
–no-testsstore_true–tests オプションを指定してもテストを実行しない。
–skip-installstore_trueパッケージのインストールをスキップする。
–data-dirpathすべてのユーザー データが格納されるデータのパス。
–configpathモデル構造 config のパス。
–ckptpathStable Diffusion モデルのチェックポイントへのパス。指定されている場合、このチェックポイントはチェックポイントのリストに追加され、ロードされます。
–ckpt-dirpathStable Diffusion モデルのチェックポイントがあるディレクトリへのパス。
–vae-dirpathVAEファイルがあるディレクトリのパス
–gfpgan-dirpathGFPGANのディレクトリ。 (‘./src/gfpgan’ if os.path.exists(‘./src/gfpgan’) else ‘./GFPGAN’) 。
–gfpgan-modelnameGFPGANモデルのファイルネーム。
–no-halfstore_trueモデルを 16 ビット float に切り替えない。
–no-half-vaestore_trueVAE モデルを 16 ビット float に切り替えない。
–no-progressbar-hidingstore_trueグラデーション UI でプログレスバーを非表示にしない (ブラウザでハードウェア アクセラレーションを使用している場合、ML が遅くなるため非表示にする)。
–max-batch-countnumberUI の最大バッチ カウント数。デフォルトは16。
–embeddings-dirpathテキスト反転用のembeddingsディレクトリ(デフォルト:embeddings )。os.path.join(data_path, ‘embeddings’)
–textual-inversion-templates-dirpathテキスト反転テンプレートのディレクトリ。os.path.join(script_path, ‘textual_inversion_templates’)
–hypernetwork-dirpathハイパーネットワークのディレクトリ。os.path.join(models_path, ‘hypernetworks’)
–localizations-dirpathローカリゼーション のディレクトリ。os.path.join(script_path, ‘localizations’)
–allow-codestore_trueWebUI からのカスタム スクリプトの実行を許可する。
–medvramstore_true低VRM使用のために少し速度を犠牲にするための安定した拡散モデルの最適化を有効にする。
–lowvramstore_true非常に低い VRM 使用のために多くの速度を犠牲にするための安定した拡散モデルの最適化を有効にする。
–lowramstore_true安定した拡散チェックポイントの重みを RAM ではなく VRAM にロードする。
–always-batch-cond-uncondstore_true–medvram または –lowvram でメモリを節約するために有効になっている cond/uncond バッチ処理を無効にする。
–unload-gfpganstore_trueGFPGANを使用しない。
–precisionこの精度で評価する”、choices=[“full”, “autocast”]、default=”autocast
–upcast-samplingstore_trueアップキャストサンプリング。 –no-half では効果がありません。通常、 –no-half と同様の結果が得られ、メモリ使用量が少なくてもパフォーマンスが向上します。
–sharestore_trueGradioに share=True を使用し、サイトから UI にアクセスできるようにする
–ngrokngrok authtoken、gradio –share の代替。デフォルトは、None。
–ngrok-regionngrok を開始するリージョン。デフォルトは、US。
–enable-insecure-extension-accessstore_true他のオプションに関係なく拡張機能タブを有効にする。
–codeformer-models-pathpathCodeformer モデル ファイルを含むディレクトリへのパス。デフォルトは、default=os.path.join(models_path, ‘Codeformer’)
–gfpgan-models-path”pathGFPGANモデルのパス。
–esrgan-models-pathpathESRGANモデルのパス。
–bsrgan-models-pathpathBSRGANモデルのパス。
–realesrgan-models-pathpathReal-ESRGANモデルのパス。
–clip-models-pathpathCLIPモデルのパス。
–xformersstore_trueクロス アテンション レイヤーの xformers を有効にする。
–force-enable-xformersstore_trueチェック コードが実行可能と判断するかどうかに関係なく、クロス アテンション レイヤーの xformers を有効にします。これが機能しない場合はバグレポートを作成しない。
–xformers-flash-attentionstore_trueFlash Attention を使用して xformers を有効にして、再現性を向上させる (SD2.x またはバリアントでのみサポート)。
–deepdanboorustore_true何もしない。
–opt-split-attentionstore_trueDoggettx のクロスアテンション レイヤーの最適化を強制的に有効にします。デフォルトでは、torch cuda に対してオンになっています。
–opt-sub-quad-attentionstore_trueメモリ効率の良いsub-quadratic cross-attention layerの最適化を有効にする
–sub-quad-q-chunk-sizesub-quadratic cross-attention layerの最適化で使用するクエリチャンクサイズ
–sub-quad-kv-chunk-sizesub-quadratic cross-attention layerの最適化で使用する kv チャンクサイズ
–sub-quad-chunk-thresholdsub-quadratic cross-attention layerの最適化でチャンキングを使用するための VRAM しきい値のパーセンテージ
–opt-split-attention-invokeaistore_true強制的に InvokeAI のクロスアテンション レイヤーの最適化を有効にする。デフォルトでは、cuda が利用できない場合はオンになっている。
–opt-split-attention-v1store_true検出可能なすべての VRAM を消費しない旧バージョンのスプリット アテンション最適化を有効にする
–opt-sdp-attentionstore_trueスケーリングされた内積クロスアテンションレイヤーの最適化を有効にします。 PyTorch 2.* が必要。
–opt-sdp-no-mem-attentionstore_trueメモリ効率の高いアテンションなしでスケーリングされた内積相互アテンション レイヤーの最適化を有効にし、画像生成を決定論的にする。 PyTorch 2.* が必要。
–disable-opt-split-attentionstore_trueクロスアテンションレイヤーの最適化を強制的に無効にする。
–disable-nan-checkstore_true生成された画像/潜在空間に nan があるかどうかをチェックしません。 CIでチェックポイントなしで実行するのに便利。
–use-cpu指定されたモジュールの torch デバイスとして CPU を使用する。
–listenstore_trueサーバー名として0.0.0.0でgradioを起動し、ネットワークリクエストに応答できるようにする。
–portport指定されたサーバーポートでgradioを起動する。1024未満のポートにはルート/管理者権限が必要。利用可能な場合、デフォルトは7860。
–show-negative-promptstore_true何もしない。
–ui-config-filepathUI config に使用するファイル名。デフォルトは、 os.path.join(data_path, ‘ui-config.json’) 。
–hide-ui-dir-configstore_trueWebUI からディレクトリ config を隠す
–freeze-settingsstore_true編集設定を無効にする。
–ui-settings-filepathUI 設定に使用するファイル名。デフォルトは、 default=os.path.join(data_path, ‘config.json’) 。
–gradio-debugstore_true–debug オプションを指定してGradioを起動。
–gradio-auth「username:password」のようにグラデーション認証を設定します。または「u1:p1,u2:p2,u3:p3」のようにカンマ区切りで複数指定。
–gradio-auth-pathGradio authentication ファイルのパスを設定 ex. 「/path/to/auth/file」 –gradio-auth と同じ認証フォーマット。
–gradio-img2img-tool何もしない。
–gradio-inpaint-tool何もしない。
–opt-channelslaststore_trueStable Diffusion のためのメモリタイプをチャネルを最後に変更する。
–styles-fileスタイルに使用するファイル名”、default=os.path.join(data_path, ‘styles.csv’) 。
–autolaunchstore_true起動時にシステムのデフォルト ブラウザで webui URL を開く。
–themeライトテーマ、または、ダークテーマで UI を起動します。
–use-textbox-seedstore_trueUI でシードにテキスト ボックスを使用する。 (アップ/ダウンはないが、長いシードを入力できる)。
–disable-console-progressbarsstore_trueプログレスバーをコンソールに出力しない。
–enable-console-promptsstore_truetxt2img および img2img で生成するときにコンソールにプロンプ​​トを出力する。
–vae-pathVAE として使用するチェックポイント。この引数を設定すると、VAE に関連するすべての設定が無効になる。
–disable-safe-unpicklestore_truePytorch モデルの悪意のあるコードのチェックを無効にする。
–apistore_trueapi=True を使用して、webui と一緒に API を起動する (API のみの代わりに –nowebui を使用する)。
–api-auth“username:password” のような API の認証を設定する。または「u1:p1,u2:p2,u3:p3」のようにカンマ区切りで複数指定。
–api-logstore_trueapi-log=True を使用して、すべての API リクエストのログを有効する。
–nowebuistore_truewebui の代わりに api=True を使用して API を起動する。
–ui-debug-modestore_trueUI をすばやく起動するためにモデルを読み込まない。
–device-id使用するデフォルトの CUDA デバイスを選択する (事前に CUDA_VISIBLE_DEVICES=0,1 などのエクスポートが必要になる場合がある)。
–administratorstore_true管理者権限。
–cors-allow-origins許可するCORS オリジン。コンマ区切りのリスト (スペースなし) の形式で。
–cors-allow-origins-regex許可するCORS オリジン。単一の正規表現の形式で。
–tls-keyfile部分的に TLS を有効にする。完全に機能するには –tls-certfile が必要。
–tls-certfile部分的に TLS を有効にする。完全に機能するには –tls-keyfile が必要。
–server-namenameサーバーのホスト名を設定する。
–gradio-queuestore_true何もしない。
–no-gradio-queuestore_trueGradio キューを無効にする。 Web ページが WebSocket の代わりに http リクエストを使用するようにする。以前のバージョンではデフォルトだった。
–skip-version-checkstore_truetorch と xformers のバージョンをチェックしない。
–no-hashingstore_trueチェックポイントのsha256ハッシュを無効にして、ロードのパフォーマンスを向上させる。
–no-download-sd-modelstore_true–ckpt-dir にモデルが見つからない場合でも、SD1.5 モデルをダウンロードしない。

おわりに

ほんと多機能でふね~(‘◇’)
おいらはAPIモードで起動して、
自前のNuxt3から使えるようにして遊んでまふ(‘ω’)ノ

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この記事を書いた人
化学系で博士号を取得したが、 あるとき、これからの時代はプログラミング!、と目覚める。 pythonを用いてデータ解析や機械学習に没頭。 最近は、Pytorchで作ったONNXモデルを、Nuxt3にのせたWebサービスの開発、 ChatGPT や Stable Diffusion に没頭中☆('ω')☆
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