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葉酸-folic acid

さぷりぺんたんの葉酸

葉酸

葉酸とその構造

妊婦の巨赤芽球性貧血の予防因子として、1937年に発見されました。
ビタミンB12欠乏の悪性貧血と異なる点は、妊娠が終わると治ってしまうケースが多いです。
この欠乏は、多くの場合、妊娠による葉酸必要量の増大に起因しているからです。
葉酸とは、狭義にはプテロイルモノグルタミン酸を指しますが、一般的には、その補酵素型も含む広義の意味で使用される場合が多いです。

吸収と代謝

葉酸は、動植物の組織中に葉酸化合物として存在しています。
食物中の葉酸は、そのほとんどがプテロイルポリグルタミン酸型PteGluです。
このほか、天然型の葉酸としては、還元型である7,8-ジヒドロ型H2PteGlu、または、5,6,7,8-テトラヒドロ型H4PteGluに種々の1炭素単位の置換したもの、およびそれらのポリy-グルタミン酸型H2PteGlu、および、H4PteGluとして存在しています。
葉酸の吸収率は存在形態によって異なっているが、食事中の葉酸の生体利用率は約50%とされています。
また、食品中の補酵素型葉酸(食事性葉酸という)とサプリメントとして使用されているプテロイルモノグルタミン酸(合成葉酸とい引でも、生体利用率が異なります。
一般にサプリメントに含まれる葉酸は、食事性葉酸より1.7倍生体利用率が高い85%の生体利用率を有します。
食事性葉酸は、摂取されると空腸刷子縁膜に局在する葉酸コンジュガーゼ(亜鉛を含むエキソペプチダーゼ)によって、モノグルタミン酸型PteGlu1に変換されます。
モノグルタミン酸型の葉酸は、pHおよびナトリウム依存的性の担体によって能動輸送されます。
粘膜細胞内に取り込まれたモノグルタミン酸型の葉酸は、門脈に入る前に、還元されてテトラヒドロ型H4PteGlu1となり、さらにメチル化されます。
したがって、血漿中の葉酸はおもに5-メチルテトラヒドロ型5-CH3-H4PteGlu1として存在しています。
肝臓に運ばれた5-メチルテトラヒドロ型は脱メチル化され、さらにポリグルタミン酸合成酵素によりポリグルタミン酸型H4PteGluとなり、最終的に5-メチルテトラヒドロポリグルタミン酸型5-CH3 ? H4PteGluとして肝臓に貯蔵されます。
補酵素型葉酸は、ヌクレオチド類の生合成やメチル基の生成転換系などに関与しています。
また,アミノ酸やタンパク質の代謝などにも不可欠であり、グリシン、セリン、メチオニンの代謝やビタミンB12とともにホモシステインからメチオニンの生成などにも関与しています。
5-メチルテトラヒドロモノグルタミン酸が主要な尿中排泄物であるとされていますが、葉酸が分解されたプテリジン化合物とpara-アミノ安息香酸グルタミン酸も尿中に排泄されます。
組織中の葉酸の利肝匪は尿中に排泄されるpara-アミノ安息香酸グルタミン酸の量から推定できるという報告もあるが、実際の葉酸の栄養評価には使用できる技術が開発されていません。

生理作用と薬理作用

補酵素型葉酸は、ヌクレオチド類の生合成やメチル基の生成転換系などに関与しています。
また、アミノ酸やタンパク質の代謝などにも不可欠であり、グリシン、セリン、メチオニンの代謝やビタミンB12とともにホモシステインからメチオニンの生成などにも関与しています。
葉酸が欠乏すると、大赤芽球性貧血に伴うMCV(平均赤血球容積)値の増大が認められるが、鉄が欠乏しているときは、赤血球の容積を正常に保つため、しばしばMCV値の増大が認められないことがあるので、診断には注意が必要です。
欠乏の指標としては、血清中の葉酸濃度(基準値=7 pmo1/mZ 以上)、赤血球中の菜酸濃度(基準値=305 pmo1/mZ 以上)および血漿中のホモシステイン濃度(堆準値=14 nmo1/mZ 以下)が用いられています。
最近、多くの疫学調査によって、葉酸が、胎児における神経管閉鎖障害の発症リスクの低減に効果があることが認められています。
また、動脈硬化との関連で血清中のホモシステイン濃度と葉酸摂取量との関連も話題となっていますが、ホモシステインの代謝はビタミンB6、ビタミンB12、二コチンアミドも関与しているので、これらのビタミンの栄養状態とも関連します。
健常人では、体内の葉酸濃度は一定に保たれています。
体内の葉酸プールが飽和されると、尿中への葉酸排泄が急激に増大します。
尿中の量を測定することで、必要量を摂取しているか否かを推定することができます。
20~40 nmo1/日の葉酸排泄が認められれば、葉酸の摂取量は良好であると判断できます。
この数値以下の場合は、現在の食事を続けると、血液中の葉酸濃度が低下しはじめ、欠乏に陥る危険性が高くなります。
葉酸の推奨量は成人で240μg/日です。
妊婦・授乳婦においては、日本人の食事摂取基準(2005年版)では、妊娠中の
付加量は200μg/日、授乳婦の付加量は100μg/日とされています。
葉酸は、神経管閉鎖障害のリスク低減と関連のあることが示唆されている。
このため、妊娠を計画している女性および妊婦については、受胎前1か月以上から妊娠初期においては、サプリメントなどを利用して、必要量の葉酸を摂取することが必要です。

毒性

妊娠を計画している女性において、神経管閉鎖障害の発症および再発を予防するために、受胎前後に0.36~5 mg/日の葉酸が投与されています。
ある報告では、妊婦に0.35 mg/日の葉酸を投与することによって、亜鉛の吸収抑制が起こり、子宮内発育が遅れたとされています。
また、健常者においても、葉酸サプリメント摂取によって、亜鉛の糞便中への排泄の増加や亜鉛の吸収阻害が報告されています。
葉酸過敏症(1~10 mg/剛として、発熱、葦麻疹、紅斑、そう楳症および呼吸困難が起こることも報告されています。
今回の改定(2005年版)の上限量は、成人で1000μg/日です。
これ以上摂取すると葉酸過敏症(発熱や葦麻疹など)を起こすことがあります。
ある種のがん細胞の増殖が促進されたりすることも報告されているので、適正量以上の葉酸を摂取することは望ましくありません。
30歳以上の成人および中高齢者においては、動脈硬化症を予防するために、特に適正量(0.3 mg/日程度)の葉酸摂取を心がけることが必要です。
また飲酒や喫煙によって血中葉酸レベルの低下することが知られているので、飲酒者および喫煙者では葉酸の適正量摂取に注意を払う必要があります。
一方、ビタミンB12欠乏の悪性貧血患者では、数力月から数年間0.35~500 mg/日の葉酸の投与によって、神経症状が増悪されているので、注意が必要です。

医薬品

プテロイルモノグルタミン酸(図1)5mg錠などがあります。
通常、成人5~20 mg/日、小児5~10 mg/日を2~3回に分割経口投与している。
一般的に、|)NAの合成を阻害する医薬品は葉酸の必要量を高めます。
亜酸化窒素(笑気ガス)を麻酔または鎮痛の目的で使用すると、骨髄の巨赤芽球性変化が一昼夜以内に出現し、使用を中止すれば数日で自然に回復します。
この急性の巨赤芽球性変化は、亜酸化窒素がビタミンB12を活性化し、二次的に葉酸欠乏をもたらすことによる機作は不明であるが、抗てんかん薬であるフェニトレイン、フェノバルビタールの長期投与患者に葉酸欠乏症である大赤芽球性貧血が認められることがあり、その治療に20 mg/日の葉酸が投与されています。

食品

サプリメントとしては、プテロイルモノグルタミン酸が使用されています。
栄養機能食品としての規格としては、上限値が200μg、下限値が70μgとされています。
多く含む食品としては、いずれも100 g 当たり、大豆(230μ,g)、ホウレンソウ(210μg)、ウシ肝臓(1000μg)などがあります。

葉酸とその構造

妊婦の巨赤芽球性貧血の予防因子として、1937年に発見されました。
ビタミンB12欠乏の悪性貧血と異なる点は、妊娠が終わると治ってしまうケースが多いことです。
この欠乏は多くの場合、妊娠による葉酸必要量の増大に起因しているからです。
葉酸とは、狭義にはプテロイルモノグルタミン酸を指すが、一般的には、その補酵素型をも含む広義の意味で使用される場合のほうが多いです。

機能

正常な赤血球の生成や細胞の新生に役立つ
葉酸はビタミンhとともに、補酵素として、赤血球をつくりだす働きがあります。
赤血球は4ヵ月で死滅しますが、新しい赤血球をつくるのに葉酸が足りないと、正常な赤血球ができず、貧血になります。
また、葉酸はたんばく質の合成にも関与し、細胞の新生においても活躍します。
葉酸はたんぱく質や細胞の新生に必要な核酸(DNA、RNA)をつくるのに重要な役割を果たしています。
核酸は細胞の核にあたり、遺伝情報を保有しており、遺伝情報にそってからだをつくるよう指令を出す生命の根幹です。
胎児が発育する妊娠中や、乳児を育てる授乳中には、必要不可欠です。
とくに、妊娠初期に葉酸を適切に摂取することで、胎児の神経管欠損という先天異常のリスクが軽減されます。
妊婦は通常の推奨量の2倍に近い440叩授乳婦は340同をとるのが理想的です。

不足

粘膜の炎症や悪性貧血を引き起こします。
通常の食事をしているかぎり、葉酸が不足することはまれです。
欠乏すると、腸管粘膜、口内、舌に炎症が起きやすくなります。
とくに成長期の子どもは、造血機能に異常が生じる巨赤芽球性貧血(悪性貧血)になることがあります。
そのほか、不足しやすいのは、前述の妊婦のほか、お酒を飲む人やアスピリンなどを常用している人です。こうした人は十分な摂取をこころがけましょう。

過剰症

通常の食生活ならば過剰症の心配ありません。
通常の食事による過剰症は確認されていませんが、大量摂取をした場合、神経障害や発勲などが発症する可能性があります。

この記事を書いた人
分析化学や食品化学などを勉強し、博士号を取得したが、 あるとき、これからの時代はプログラミング!、と思い、 最近では、主にPythonを使いAIやボットを開発中☆
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